こんにちは、まりがです。

5月も後半に入り、真夏日の便りも聞くようになりました。

でも、まだ寒い日がありますので、上着をしまうにはまだ早いですね。

この時期、私が取り組まなければならない課題があります。

それは、タイトルにある草刈りです。

自宅、畑、休耕地に加え、職場でも一斉に雑草が生い茂ります。

そこで、私は刈り払機を使って、時間を見つけては草刈りに励みます。

なぜ、草刈りをするのか?というと

管理されていない土地は草が生い茂ったままになっていますね。

外からその敷地を見たときに、草が生い茂ったままになっている土地は

管理されていないとみられてしまうのです。

そうするとどうなるかというと、その土地がゴミの不法投棄の温床になったり、

職場であれば、会社の信用にかかわるのです。

ブロークンウインドウ理論です。

草刈りをしていると、思わぬ危険も回避できるようになります。

それは、害虫、害獣の防止です。

草が生い茂っている土地は、芋虫、蜂、蛇、土竜などの害虫、害獣の巣や住処になっているのです。

草刈りをすることで、それらの害虫、害獣を駆除、退散させることができるのです。

昨日、草刈りをしていたら、刈られたところにすぐに鳥たちが集まってきて、地面をついばみ始めました。

高い草が邪魔で鳥たちはエサとなる虫を捕ることができ無かったんですね。

話はちょっと飛びますが、今日本の里山が危機に瀕しています。

里山というのは、古来、日本人が間伐するなどして管理してきた森林のある場所です。

安い外国の木材を輸入することになってしまったことにより、里山を管理してきた

林業は没落してしまったのです。

管理されなくなった里山が及ぼした影響は実はとても大きいのです。

最大の害は、花粉症なんです。

スギ花粉が大量に飛散するようになったのは、スギの森林が管理されなくなったことにより

スギが悲鳴を上げているということなのです。

適度に間伐、つまり、スギの木を切れば、花粉症は激減するのです。

しかし、誰もそのことに触れようとはしません。

嘆かわしいですね。

もう一つは、野生動物による畑の作物への害です。

たびたびニュースになっていますが、原因は里山の荒廃によるところが大きいのです。

猟師さんの不足、高齢化もありますけれどね。

日本は世界有数の森林大国です。

資源がないと枕詞のように日本のことを言われますが、森林は日本の大きな資源なのです。

植林の宣伝はありますが、間伐などによる管理には無関心です。

これでは、自然を大切にしているとは言えないな、と私は思っています。

もう一つ、紙のリサイクルについても触れておきましょう。

全国で、ゴミの分別の一環で、紙ごみの分別がなされていますよね。

これで、紙がリサイクルされて、資源、お金の節約になっていると思っている方は

多いのではないでしょうか?

じつはこれは嘘なんです。

紙のリサイクルは、チリ紙交換業者がやっていけなくなった時点で、お金の節約には

ならなくなっているのです。

税金や、会社の資金を投入して、紙のリサイクルを行っているのです。

会社としては損失が出ますので、ますます安い外国の木材を輸入するようになります。

その輸入元では、やみくもに木材を伐採していますから、森林破壊が発生しています。

日本人の紙のリサイクルが、海外の森林破壊につながっているのです。

そうそう、割りばしもそうです。

日本は自然に恵まれた国です。その自然を最大限生かしていく考えを持ちたいですね。